第55回北海道高等学校世界史研究大会について(お礼)

去る8月2日、みなさまのおかげを持ちまして第55回北海道高等学校世界史研究大会を挙行することが出来ました。

第55回大会では、「百年戦争」を通して「国家」概念を再考することで、歴史総合と世界史探究を架橋する方法について、多くの示唆を得ることができました。
また、パネルディスカッションでは、それぞれの先生の報告を通して歴史総合の授業のあり方や授業づくりについて学ぶとともに、これからの歴史の授業において、「資料(史料)」という重要な論点を見出すことが出来ました。
「資料(史料)」については、「資料」の持つコンテクストを踏まえること、「資料」に対する関心により「一次史料」「二次資料」といった「資料」の立場も変化すること、「資料」の翻訳および妥当性の保証など、非常の多くの学びがありました。

それぞれの先生が、会で得た知見を日々の実践に活かして初めて研究大会は成功であったと言えるものです。
今後も、よりよい歴史教育のために、ともに学び研鑽を深め合えたら幸いに思います。

どうもありがとうございました。