ご挨拶

北海道高等学校世界史研究会会長

（北海道科学大学高等学校長）

橋　本　達　也

　本研究会のWebサイトをご覧頂き、ありがとうございます。本会の概要紹介にもある通り、全道の世界史教育に携わる教員が自発的に集まり、自らを高めると同時に、仲間とともに北海道全体の歴史教育に少しでも寄与することを願って５１年の時を過ごして参りました。この自発性こそが、自由かつ闊達な活動を維持し続ける原動力となってきたと自負しております。

　本会は北海道高等学校日本史教育研究会と連携を続ける一方で、全国の大学・高校の歴史研究者・教育者との協力を深めて参りました。その結実として、２０１９年に高大連携歴史教育研究会の札幌大会を三者で共催することが出来ました。２０２２年に始まる新教育課程の実施に向け、すべての学校が新しい歴史教育の創造に向けて知恵を絞らなければなりません。全国から大会に参加頂いたみなさんに、某かの寄与が出来たのではないか、新しい仲間作りが出来たのではないかと考えております。

　本会では、毎年恒例である夏の研究大会だけでなく、様々な課題意識に基づく学びの場として歴史教育フォーラムを積極的に開催しております。現在はコロナへの対応としてオンラインを活用しております。歴史教育に関心のあるすべての人に門戸は開かれています。いつでも事務局に連絡下さい。我々も、新しい仲間との出会いを楽しみにしております。